いなばの◯描きブログ

遠野の漫画練習blog

小説の素朴な疑問その6 Web小説のルビの比率

※先日、深夜につき謎のテンションでお送りしてしまいましたので、内容を改めました。(夜は頭がハイになるからダメだ…)※

 

そんなわけで第6回!素朴な疑問はルビの比率です。

本を読むと大抵はルビが振ってあると思います。漫画とか小説とかいろいろ。だからそういうものなのだと思って、管理人は投稿サイトに載せている小説にもルビを振っております。

しかし!現在、妖精国の改稿原稿の反映作業を行っているのですが、なんでこんなに時間かかるん?って悩みまして。あれこれ考えたら、ルビか。お前か。君が原因か!ってなったわけですね。

 

特に戦闘シーン。管理人はすごくルビを振ります。

たとえば『閃く』とかに『ひらめ』って入れたり、『仄か』は『ほの』と振ったり。

ゆえに時間がかかるのは当然のこと。たまにめんどうだなぁと思う時もあって、ほかの方ってどうなんだろう?と、ちらりと覗いてみました。

そしたら、なんと。みんな振ってなかったよルビぃ!

………そうです。またやらかしてしまいました。(詳しくは前回の疑問5を参照)

これ。みんながルビを振っていない理由を考えたら、ハッとあることに気がついてしまい、ひとり震えました。

まさかのルビが多すぎて、読者さんに来ていただけないとかってあるのかな……と。

「あん?こんな簡単な字にまでルビ振りやがって、なめとんのか!?」みたいな。

ち、違うんです。ルビあったほうが読みやすいかと思って!中高生とかも読むかもしれないし……いや、難しい漢字を使うなというやつなのですが、バトル描写はちょっと漢字が硬いほうが雰囲気出るからどうしても。

だって!『溜飲が下がる』とか、『這いつくばる』とか読める?『慟哭』とか!管理人は読めませんでしたよ。

最近は小説を学ぶべく本を読むようになったのでそれなりに読めますが、溜飲とか、だくいんって読んでたよ?

という、実体験からいらぬルビ振りしてしまい、時間がかかってるんだなーと思った次第です。

 

実際、Web小説ってルビいらないのかな?

あるのとないの、どっちがいいんだろう。ちょっと試しにランキングのうえから、10位までを数話ずつお邪魔してみたら、ぜんぶ振ってなかったですね。(特殊文字以外は)

つまり、やっぱりルビはいらなかった……すみません。投稿済みのものからルビを外すのは大変なので、2章からはもう少しルビを減らしますね…。(自分で読むときにつっかえない程度には欲しい)

 

あと、ついでに改行についてもちょこっと。

Webでは一文ごとに改行するのが主流なのかなと、ランキング上位の方の作品を見て思いました。

例えば、

 

じくじくとした痛みが背を突き抜ける。ああ痛い。うしろに腕を回せば、ぬるりとした感触が手に伝わってきた。無理もない。先刻、斬られたばかりなのだ。浅く息をついて夜空をみあげた。

 

とかの場合、

 

じくじくとした痛みが背を突き抜ける。

ああ痛い。

うしろに腕を回せば、ぬるりとした感触が手に伝わってきた。

 

無理もない。

先刻、斬られたばかりなのだ。

浅く息をついて夜空をみあげた。

 

となる感じ。

スクロールが長い!個人的に詰まってるほうがしっくりくるのですが…でもそういうものかーと、いろいろ眺めておりました。

ちなみに1話の文字数もカウントしましたよ!(※算出方法は各作品情報の文字数÷話数です)

開始年月が少し昔。2013年~2017年くらいの作品だと、一話4000~6000文字。長いとそれ以上も。

近年。2018年~だと、一話2000~4000文字。もちろんそれ以上もある。

体感的に、年代が最近に近づくにつれて文字数が少なくなり、改行が多くなる感じでした。そして話数が膨大という……。だけど総合的なスクロールの長さは同じでした。(行間詰まって文字多い=行間空いて文字数少ないだった)

なお、参考にさせていただいたのは、最近のランキングと累計ランキングです。開始年月が新しいものと昔のものをランダムに20くらい選んで、文字数と改行とルビの有無を調べました。

データは少ないのですが、まあざっくりということで…

 

レイアウト難しいね。普段、Web小説読まないから、たまにはランキングを覗いて勉強することも大切だなーと思いました。まとめ、

ルビは特殊文字以外、みんなほとんど振っていない。

ただし、1作品たくさん振っているのもあったので、駄目ではないと思う!以上。