いなばの◯描きブログ

遠野の漫画練習blog

小説の素朴な疑問その3 文章の好み

文章の良しあしってなんだろう?

本日ふと、謎に包まれた遠野です。

 

このあたりは完全に個人の好みによるのでアレですが、遠野は頭に入ってくる文章が好きです。基本的に文字を読んでも頭に場面が浮かばない人です。
だから例えば、美しい庭を表現するとき。

 

・目の前に四方数メートル規模の花壇があって、花の品種がどうたら、色がどうたら、つらつら説明された文章と。

・美しい庭があった。だけの文章。

 

どっちのほうが頭に景色が浮かびますか?と聞かれたとき、当然どっちも頭に浮かばない遠野ですが、後者のほうが断然分かりやすい。つまり。

 

情報量の多い文章ほど読みにくい!

 

なので、情景描写は多くて5行。町とか、景色とか、人物像とか。長いと3行以降は飛ばし読みするから、会話の途中の仕草だとか、なにかの折にちょこちょこ知っていけるほうが好きです。

 

あと、修飾語が多いのも苦手なので戦闘描写も、


①)まるで鋭い牙のように、ウサギは敵の胸部へ剣を突き立てた。

  ぼとりと落ちる赤い液塊。ぬるりと自身の手に絡みつく。あぁ気持ちが悪い。

 

②)それはさながら、獣のごとき鋭い爪だった。

  ウサギはおぞましい声をあげる敵の胸部へと、まるで杭を突き立てるかのように、刃を深々と刺した。敵の口の端から、ごぼりと血が落ちてくる。

  それが剣を伝ってウサギの手に絡みつき、ぬるりと不快な熱を残した。


とかなら、1番めのほう好みです。
簡単に、今どんな状況で、どうしたか、どう思ったのかが分かればいいので、文章が盛り盛りだと目が滑ってしまう。
でも、2番のほうが情緒的で、文章としては美しいなと思ったり。

それにこれは三人称ですが、一人称だとキャラの性格によって文体も変わるので、いろいろです。そして、不思議と一人称だと眠くならない気がする。

 

ただ。三人称でも、地の文や説明が多くても、すらすら読めるものもあるので、きっとその文章との相性なのかなと思いました。

 

言葉って難しいです!

そしてずいぶんと強いウサギだ!