次に書くネタはもう決まっていまして、勇者と魔王の話です。
追放された勇者が~みたいなやつ。実はスペック高くて、まわりから『すごい勇者さま!』って言われまくる話です。女の子もいっぱい出てきて、ごりごりのテンプレ展開です。
ロゼで爆死したからね。先日完結したけどズタボロでした。だから今度はWeb小説っぽいノリのものを書こうと思って、いま執筆しているのですけど、これがなかなかしんどいのですよ。
Webの特性上、地の文が多い三人称は敬遠されがちです。なので主人公が話している形にして一人称で進ませると読んでもらいやすいのですが、管理人は一人称小説が苦手だったりします。
その主人公と合わないと読めないし、書く時も鏡がない限りは自分の表情などは書けないので、表現に縛りが出てきます。(例:顔が赤くなった→顔が熱くなるのを感じた)
バトル中も自分で自分の行動を詳しく解説したり、まわりをみる余裕なんてない。俺が魔法を放ったら、どっかーん!!だよ?
とか思う管理人です。もちろんゼノのように映像見ながら語ってる体でいけば、表情も書けますし、戦闘シーンの細かい解説もいけますけど、あれはメタですからね。
なにより主人公の内面を深く理解していないと書けないから存外難しいのだよ!
魔物飯のリトを書いた時もそうでしたけど長編は無理ですね。ゼノの心はよく分かるし、むしろ一人称で書くほうが楽しいレアケースですけど、新作の勇者はきついです。考えてることが謎ですよ、ノインくん。
ほんとにな。なんでこんな勇者にしたと、遠い目をしながらスマホで執筆中です。また視力がさがりました。眼鏡、作り直しの予感です。
ところで話は変わって、語彙力向上の勉強のために手元の本を読んでいたんですけど、やっぱり紙はいいですね。
目が痛くならない。(すばらしい!)
そして地の文が多くても許される(わーい!)
上述したようにWebだとあまり世界観を語ることが出来ないです。隙間時間にさらっと読まれるものが好まれるため長ったらしい説明描写は省くわけですね。なるべく情報を台詞に変えて登場人物に話させたり、小出しにして書いたり。
よくWeb小説は内容が浅いとか目にしますけど、あれは多分、いろいろな縛りがあるからだと思います。書けることに制限があると、その中でやるから同じようなものになるし、設定語りを省くと背景も薄くなる。すでにあるお題でいかに面白いものを作るか。短編でいいなら思いつくけど長編にすると厳しいなと感じますね。
ともあれ、新作しんどいです。
ゲームも縛りすぎると難易度があがりすぎてそれはそれでモチベが下がってしまうものです。濃い話が好き。ちゃんと世界観を構築したい。けれど、当たるかわからないものに細かな設定を考えても無駄なだけ、伏線もカット。
すると結局、書いてても退屈なんですよね。仕事だと割りきってしまえば楽ですけどいうて報酬ないし。
でもロゼから分かるように、本一冊分書いて☆0って読み手さんにとってはかなりつまらない話を書いてしまったということです。なら次は、次こそは続きが見たいと思ってもらえるものを書かなくては!
と、意気込むも…なかなかやる気は出ない…。とりあえず買ってきた漬け物を開けて元気を出そう…
最近きゅうりの漬け物にハマっています。
しば漬けだったり、ぬか漬けだったり、醤油漬けだったり。パリポリとした食感がおいしいよね。ご飯が何倍でも進みます。