いなばの◯描きブログ

遠野の漫画練習blog

駄作の中で何ができるか?

予定では、今頃小さな賞を取って漫画原作の仕事にありつけて、でもすぐ連載が終わってしまって、また次だと奮起して、細々と生計を立てているはずだったんです。

それが、どうしてダメなのか。

どうしたらいいのか。

どうすれば、ネーム賞に受かるのか?

何かが足りない。その『何か』が見つかれば、劇的に面白くなって選考も通るとは思うけど、『何か』の答えが見つからない。

それを考えているうちに、いつしか賞に送ることも止めてしまって、小説の世界に逃げ込んで。いまは春から続くスランプにつき、全く何も出来ずに鬱が悪化している。

 

この鬱なる大きな要因はおそらく貯金が限界に来ていること。つまりは貧乏。会社を辞めているので仕事がなく、バイトは続かず、株は塩漬け。昨年の秋まではネームやら小説に力を注いでましたけど、うん……まあ無理!なので、いまは続きそうなバイトを探しているところですね…。

ただ精神がな。夢を見るんですよ、前職の。しかも時折、さながら戦場のごとくフラッシュバックしてくるので息が…。それで出来ればテレワーク的なものと探しつつも求人無いし、やはり創作関連が天職なのに才能が足らんしで、それでも諦め切れない、そんな想いがありますね。

しかししかし。今月はゼロ地点を抜けた清算月。過去の不要なものを切り捨て来期に備える月。創作関連の仕事がしたいという『想い』を断ち切れってことなのでは?と、推測。つまり、また社畜…。

いや、占いかよ!ってやつですが、前職が年単位で悪い時に重なって人生の底を見たので恐怖が拭えず…とか言って実はあんまり信じていなくて悪いことが起きたら占いのせいにしておこうってやつです。まあでも。創作関連は諦めたほうがいいのは真理です。(収入が安定しないので)

 

個人的にはゼノの話が外伝等のシリーズともども全て書き終わるまで食い繋げればいいのでバイトでいいんですけど、決まるかな……最近履歴書で落とされることが多くなったので心配です。あたって砕けろの精神ですね。

とりあえず、ネーム賞とか、原作賞の応募は諦めたのでバイトしつつ物語が書きたい。こんな駄作のような人生の中でも、何かひとつ為し遂げたぞと、誇りたい。

前回で人気が出ないとか、本にならないとか嘆いていましたけど、正直別の方面(バイト)から収入を得られさえすれば、ゼノの話がダメでも問題はないのです。それにだいたいあれ、【人気が出る要素】も【ラノベとして出せる条件】も揃っていないから、最初から駄作確定の案件なのです。

・ヒロインとのコンビ。

・恋愛(ラブコメ)要素。

・共感型の主人公。作品によっては英雄型も。

家の本を見ても大抵はこの要素は押さえています。読者さんが読んで面白いか、笑えるか、泣けるか、共感できるか、憧れるか等々。つまりストーリーテラーであれ!シナリオも、文体も、おおいに魅せろ!

てなことが、出来ていないので駄作なわけです。それに小説としてシナリオ組んでいるから漫画としても使えないし、ドン詰まり。でもこのシリーズ。

・氷の魔女ロゼ→漫画でやりたかったほっこりグルメもの。(料理のミコトっていう落選作より)

・ウェナンの冒険譚→よく応募していた少年漫画っぽいノリの話(になる予定)

・ゼノの話→一度書いてみたかった大長編もの。

で、叶わなかったことをブチこんでいます。ネタ出し段階でボツったやつ、落選、あるいは着想だけあって走り書きしておいたもの。そのすべてを分散してシリーズとして書けたらいいなぁと。この中でロゼの話はすでに書いたので満足。気が向いたら師匠に会うところまで描きたいですけどまぁ別に頭の中の絵で補完すればオーケー。

ウェナンのはこのあいだ短編を書いたので時間に余裕があればそれを広げたい。

最優先はゼノ。こちらはエンディングを目指したい。最後の絵ははじめから頭の中にありますけど、これは文字にしたい。なので、鬱々して書けないなどと言っている暇はないのですよ、遠野さん!健康な内にとっとと書け!

八月!水着のイラスト書きたいなぁと、先日沢山ラクガキしていました。スイカ割りしたい…!