小説-アルヴィット
キャラクター紹介を掲載しました。 ユーハルドの王佐 目次 『登場人物』にて随時更新中です。 アルヴィット→回復要員 ライアス→標準なバランス型 フィー→攻撃力、HPが高い。防御は弱い イリス→その場にいると運が上がる。(ドロップ率UP)
第4話続き(約3000文字) 「大きいですね!」 「そうだね…………」 アルヴィットたちは現在、突如出現した巨大モグラの対応に追われている。大きさはおよそ三メールくらいか。巨大というほどでもないかもしれないが、それでも大人ひとり分よりも大きいその姿は…
(約6000文字) ユーハルド王国、グランポーン地方ベール村。 アルヴィットは畑にいた。 「今年も大量だな。うぐ、気持ち悪……」 前も後ろも一面赤い果実の木々たち。 ここはアルヴィットの実家がある村、ベール村のリンゴ畑だ。昔から見慣れたこの赤園は、落…
第三話つづき(6000文字弱) 「俺たちはピナート公国の人間だ! 祖国を奪ったレオニクスを断罪し、公国を取り戻すことをここに宣言する!」 噴水広場の中心で、なにやら青年が演説をはじめた。男はアルヴィットと同じくらいの年齢だろうか、彼の周りにはこれ…
(約5000文字) 第三話「見えるものがすべてじゃない」 「王子、痩せましょう」 「唐突(とうとつ)にどうした?」 アルヴィットは執務室にいた。 目の前には、ぽっちゃり系王子がひとり。 「いえ、先日のことです。王子めちゃくちゃ走るの遅かったじゃないです…
2020/5/29投稿の後半分(3500文字程度) ソレはいた。 きらきらと七色に輝く毛並みに、金色(こんじき)の瞳。 にゃーんと鳴いて、ソレは机の上を陣取っていた。 「いた…………」 「いたな」 そう狐が。 「…………………………え?猫じゃないの?」 「猫」 フィーが答える…
(7000文字弱です) ※多いので、分割しました。(4000文字弱) 2022/6/5 ──かつて、世界は一つだった。 色とりどりの花が咲き乱れ、散ることのない穏やかな楽園。 だけど、ある時三匹の竜が天地を裂く争いをした。 美しい空は陰り、大地は燃え、青き海は朱へ…
第一話 上のつづき (約8000文字) 2022/6/18改稿 ──バン! 机が大きく揺れる。 「兵が出せない⁉ ふざけるな!」 「そう言われてもな……我々も急に配置を動かすわけには……」 アルヴィットは軍部に来ていた。勿論、王子を救出するために。 しかし、軍はそんな…
ユーハルドの王佐~青き竜の世界~ あらすじ 王佐を目指すアルヴィット。やっとの想いで王子付きの補佐官になれたと思ったら、まさかの王位継承権最下位の王子だった──。 「仕方ない。未来の王は俺が作る!」 怠惰な王子と出世のために日々奮闘するアルヴィ…