(約5000文字) 第三話「見えるものがすべてじゃない」 「王子、痩せましょう」 「唐突(とうとつ)にどうした?」 アルヴィットは執務室にいた。 目の前には、ぽっちゃり系王子がひとり。 「いえ、先日のことです。王子めちゃくちゃ走るの遅かったじゃないです…
2020/5/29投稿の後半分(3500文字程度) ソレはいた。 きらきらと七色に輝く毛並みに、金色(こんじき)の瞳。 にゃーんと鳴いて、ソレは机の上を陣取っていた。 「いた…………」 「いたな」 そう狐が。 「…………………………え?猫じゃないの?」 「猫」 フィーが答える…
元々漫画家になりたかった理由が『自分の生きた証を残すため』だったから、どうしても生きている間に名前を残したい。 そんなわけで、昨日考えていた。 漫画家のデビューの王道は持ち込みや賞。でもそこから賞を取って連載を経て、本が出るのは遠いですよね…
(7000文字弱です) ※多いので、分割しました。(4000文字弱) 2022/6/5 ──かつて、世界は一つだった。 色とりどりの花が咲き乱れ、散ることのない穏やかな楽園。 だけど、ある時三匹の竜が天地を裂く争いをした。 美しい空は陰り、大地は燃え、青き海は朱へ…
第一話 上のつづき (約8000文字) 2022/6/18改稿 ──バン! 机が大きく揺れる。 「兵が出せない⁉ ふざけるな!」 「そう言われてもな……我々も急に配置を動かすわけには……」 アルヴィットは軍部に来ていた。勿論、王子を救出するために。 しかし、軍はそんな…
ユーハルドの王佐~青き竜の世界~ あらすじ 王佐を目指すアルヴィット。やっとの想いで王子付きの補佐官になれたと思ったら、まさかの王位継承権最下位の王子だった──。 「仕方ない。未来の王は俺が作る!」 怠惰な王子と出世のために日々奮闘するアルヴィ…
第一話「無名のシェフ」 あらすじ 無名の主人公が名前を得るまでのお話。 小さな洋食屋で繰り広げられるよく分からない主人公達の日常譚。 ジャンルは一応ご飯まんがです。 第1話 ← 2023/2掲載やめ 21ページあるので読み込み遅いかもしれません リンク先は当…
ブログ始めてみた。 長く続くか分からないけれど、 のんびり更新したい。